2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

世界のコマーシャル

広告批評 (309号(2006NOV))出版社/メーカー: マドラ出版発売日: 2006/12/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る特集:世界のコマーシャル2006 うちのウィンドウズは音が出なくなってから久しいので、ここでおもしろいCMの…

バイト先で

曲説フランス文学 (岩波現代文庫)作者: 渡辺一夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/01/14メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (6件) を見る白日夢 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)作者: 渡辺一夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 199…

冬の蝿

今日の一枚アメリカアーティスト: ブー・カスペルス・オルケステル出版社/メーカー: エピックレコードジャパン発売日: 1997/07/21メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 隣人に図書カードをもらった。 僕の部屋は本当に直方体の空間…

アイドルを読む

とっておきのアメリカ小説12篇 and Other Stories作者: W.P.キンセラ,村上春樹,川本三郎,柴田元幸,畑中佳樹,斎藤英治出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1988/09/15メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (7件) を見る最後の瞬間のすごく大きな…

「文壇アイドル論 立花隆」斎藤美奈子 「レモネード」レイモンド・カーヴァー 村上春樹 訳

『ダメな人のための名言集』 読了 *覚書 本当に好きなものについてうまく語れないとき、言い訳の参考になるもの。つづれおりアーティスト: キャロル・キング出版社/メーカー: Sony Music Direct発売日: 2004/04/21メディア: CD購入: 2人 クリック: 108回こ…

文壇アイドル論 (文春文庫)作者: 斎藤美奈子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/10/06メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (50件) を見るCarver's dozen―レイモンド・カーヴァー傑作選 (中公文庫)作者: レイモンドカーヴァー,Ra…

つまらなさができるまで

つまらない本というのが存在する。当たり前のことのように思えるかもしれないが、かなり不可解なことである。 本というのは何人もの人間、しかも本を作れる立場の人間が「この内容を本にするしかないね。」と強い決意をしなくては生まれないはずである。それ…

数学は不完全か。

「モンテーニュと人喰人」渡辺一夫 「タイムスリップ・コンビナート」笙野頼子 「別海発、倫敦経由、新宿着」大竹伸朗 『よくわからないねじ』宮沢章夫 読了 『刑務所の中』花輪和一 読了 「タイムスリップ・コンビナート」は有り体にいうと幻想と現実が交錯…

笙野頼子など

タイムスリップ・コンビナート (文春文庫)作者: 笙野頼子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1998/02/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (36件) を見る二百回忌作者: 笙野頼子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1994/05メディア: …

見世物「人生相談」

なぜ新聞に人生相談が掲載されるのでしょうか。 思うにそれは、たった一人の人間を悩みから救い出すためではなく、娯楽に飢えた大勢の読者に「悩める人」という格好の見世物を提供するためなのではないでしょうか。 昨日の朝日新聞に「今まで苦労らしい苦労…

禅とオートバイ修理技術

●禅とオートバイ修理技術―価値の探求 (シリーズ精神とランドスケープ)バイト先でこの本が棚に並んでいるのをみつけ、また変なのがあるな、と思ってしまいました。 これはいけない。 「と」という魔法の助詞によって、何でもタイトルに早変り。でも、意外にこ…

役たたず

どうやら風邪をひいてしまったらしく、しかもその風邪が中途半端で鼻がつまって多少だるい程度なので、今日はずっと部屋にいて、かといって寝込むわけではなく過ごした。今日読んだのは、 『第三の役たたず』松尾スズキ 読了 「破軍星」内田百間 『刑務所の…

影響力を持たない歴史

中古レコード屋にひと月以上Tyondai Braxtonヒストリー・ザット・ハズ・ノー・エフェクトが置いてある。1400円なのでそんなに高くはないのだが、きっかけがなくて手が出せずにいる。でも、今日バトルスのEPCのライブ映像をみて、そして下の動画を見て、そろ…

流しのステンレスの音

些細なことだが妙に気になるということはよくある。 本を読んでても主題とは全く関係のないことが頭に残り、肝心のことはすっかり忘れてしまうこともままある。 数年前後輩に三浦綾子「道ありき」を勧められて読んだことがある。内容は著者の自伝的な話でキ…

奇形全書など

テレピン月日作者: 大竹伸朗出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2002/12/01メディア: 単行本 クリック: 18回この商品を含むブログ (6件) を見る図説 奇形全書作者: マルタンモネスティエ,Martin Monestier,吉田春美,花輪照子出版社/メーカー: 原書房発売日: 199…

山口百恵は菩薩だ

バイト先ですてきなセンスを感じるタイトルの本を二つ見た。 ●セクシィ・ギャルの大研究 ピンクのレオタード姿の外国人女性(セクシィ・ギャル?)が逆立ちしている表紙の写真が意味不明。 中身を真剣に読めば理解できるのかもしれないが… 結局店頭に出すこと…

boy meets girl

二○○二年のスロウ・ボート 読了 ぬるーい地獄の歩き方 読了 「裸木」川崎長太郎 川崎長太郎の小説は初めて読みました。どんより暗い感じを想像していたのですが、「裸木」はすっきりした文章でとてもきれいな作品でした。

カツカレーにおけるカツとは何か

カツカレーの中でのカツ。 カレーのような絶対的おかずというわけではないし、ご飯のようにカレーに依存した存在でもない。いわば中性的な位置にいるわけである。 でも人はカレーの中にカツを入れたがり、またありがたがって食べる。 不思議な料理だ。 今日…

ぬるーい地獄の歩き方

いじめの章、某新聞に連載されたいじめられっ子を励ますどの文章よりも即効性のあるものであったと思う。

電気おじさん

うちの研究所には不思議なおじさんたちがいる。 おそろいの作業着を着て建物から出たり入ったり、あるいは周りをぐるぐる回ったりしている。 以前トイレがつまったとき、事務に相談に行くと「じゃ○○かな」といってそのおじさん達が呼んでくれた。その○○はよ…

少年が夜になるころ

読了。 感動とかそういうんじゃなくて泣きたくなるような漫画だった。わかりやすい感動とは対極の感動。ただ、自分がわかりにくい感動ができてるかというと、そんな自信はない。

表目とは何か。

やることなすこと裏目に出てる気がする。 こうまで裏目に出ると、もしかすると表目なんて存在しないんじゃないかと思えてくる。 次はどんな裏目かな、と楽しみにするしかなくなってくる。

ラブレー、その他。

パンタグリュエル物語―ラブレー第三之書 (ワイド版岩波文庫 (63))作者: ラブレー,渡辺一夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1991/11/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る斎藤茂吉全集〈第24巻〉評論等・医学 (1975年)作者: 斎藤茂吉出版社…

劣化した金属の音

自転車のサスペンションが錆びついて、立ち漕ぎをするとキィキィと音を立てるようになった。気になってしかたない。気にしすぎて同じような音色にも敏感になってしまった。 自転車の金属音だけなら耳障りだが、周りの金属音全てを気にするようにすると周りの…

怖がる人々

怖がる人々を作った人々作者: 和田誠,足立公良,佐藤太出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1994/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る音楽の霊性―ニューエイジ・ミュージックの彼方へ作者: ピーターバスティアン,Peter Bastian,沢西康史出版社…

Hope Is Importantアーティスト: Idlewild出版社/メーカー: Odeon Records発売日: 1999/10/12メディア: CDこの商品を含むブログ (5件) を見るidlewild が一番好きなバンドだという日本人はどれくらいいるのでしょう。人気はそれなりにあると思うのですが、一…