大年寺

よく通る殺風景な国道の脇に大年寺というお寺があります。正確には、道から見えるのは入口の門とお寺へと続く石段のほんの始めの方なのですが。
初めてその存在を意識してからもう3年程になりますが、先日ようやくその石段を登る機会がありました。
入口の門をくぐってびっくり、想像以上にはるか上の方まで石段は続いていました。実際の段数よりも多く感じさせるような、幅の広いその石段が一直線に空に吸い込まれるように続いている姿が圧倒的でした。石段を登りきるとそこにはちょっとしたスペースがあり、繁る木々の間を縫って仙台の副都心を眺めることができます。この角度から仙台を眺めることができるのは貴重だと思います。
なかなかいい空間だったので、そのうちまた行ってみたいと思います。ただし、もうちょっと涼しくなってからですが。