Almost Pretty

「美術手帖　決定版現代色彩事典」　「みうらじゅん　全一巻」編集会議
を購入。

Tony Kosinec「Almost Pretty」を聴いている。渚十吾は解説で

『Any Other Way』『The Song We Love』『Almost Pretty』が魅力的だ。この3曲だけでも僕にとってこのアルバムは心に残る。」

と書いている。これだと３曲しかいい曲はないよ、と言ってるようで少し気持ちが下がったのだけど、聴いてみるとなるほどそうだった。すべての曲がよくできているのだけれど、よくできている曲が必ずしも忘れられない曲になるわけではない。で、渚十吾が挙げた3曲は他の曲よりはるかに魅力的で心に残るものだ。「Almost Pretty」なんかは本当に素晴らしい曲だし。確かに、この3曲のためにアルバムを買ってもいいと思えるほどの価値を感じる曲だ。
きっとこのアルバムが絶対的な名盤と呼ばれる日は来ないのかもしれない。でも、ふいにすごくいい曲に出会えるアルバムというのも捨てがたいものだ。