牧歌的な不安
□今日の立ち読み
みんなフィッシュマンズ好きなんだな、って思う。きっとみんな自分が一番好きだよって思ってる。そんなバンドなんだろう。
文字で書かれた詩よりも印刷所の職人の顔に見入ってしまった。
アンチ・オイディプスの時も用もなく買いたくなったんだけど、今回もまた用もなく所有してみたくなった。哲学書がポケットに入っているいうことは、まるで四次元ポケットをつけてるような気分になって、うれしいのです。
フィッシュマンズついでに好きなものの楽しみ方について考えた。
僕はライヴが好きじゃない。こんなこときっと音楽好きな人は言ってはいけないことなんだろうけど。でも、自分が好きな音楽を自分とは違うやりかたで好きな人に会うのが嫌で。楽器を楽しそうに演奏する人を見るのもそんなに好きじゃなくて。聴く人みんな暗い顔して演奏する人がとても下手で苦しそうに演奏してる、そんなライヴがあったら行ってみたい気がするけれど。
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"all my friends are dead"
"i have it in my heart to jump into the ocean"
とか。こういうのを聴くとなんだかがんばれそうな気がします。
□今日の読書
- 作者: 花くまゆうさく
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- 作者: 水木しげる
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花くまゆうさくを文章で説明すると、とんでもないことになります。
気合いの抜けた絵があってこそのあの内容です。
僕も絵が下手なので、漫画でタブーに挑戦したいときは僕が絵を描くのがいいかもしれません。きっと描いてる絵を見ても何のことだかわからないので、表現した本人はタブーに挑戦した気になって満足、読む方も不快感を感じずに済む、という一石二鳥です。ただ、下手な絵に不快感を感じる人はどうしようもないですが。