わたしはいかにして…

一昨日ミヒャエル・ハネケカフカの『城』」を見終えてからか、あるいは中古でカフカ小説全集を見つけてからか、とにかくカフカを読みたくてしかたがない。今日はバイト先で新潮社「決定版 カフカ全集7 日記」を購入。


このところベスターやディッシュ、ラファティなどの本を探していた関係で、レーモン・ルーセルにたどり着く。こちらも読みたくてしかたがなくなったので、一週間前にさっそく「アフリカの印象」は購入した。しかし、もう一つの傑作「ロクス・ソルス」がまったく見つからない。平凡社ライブラリで復刊されたのはほんの数年前だというのにすでに「品切れ重版未定」。いったいどういうことなんだろうか。
手に入らないと尚のこと読みたくなる。
しかたがないのでルーセルを特集したユリイカシュルレアリスムの彼方へ デュシャンとルッセル」を、こちらもバイト先で見つけたので購入してきた。作品そのものを読むのではなくて、作品について書かれた文章をひたすら集めて読みあさるというのも、まるでカフカの「城」のようで悪くない、と負け惜しみの一つも言ってみたくなる。

本やCDをいくつか売り払い、得たお金+200円でラリイ・マキャフリイ「アヴァン・ポップ」旧版を購入。当初はカフカ小説全集「万里の長城ほか」を買う予定だったのだが。

一昨日
トマス・M・ディッシュ「アジアの岸辺」を読んでから、国書刊行会未来の文学シリーズと河出書房奇想コレクションを読んでみたくなった。古本屋で探したところジーン・ウルフケルベロス第五の首」を見つけたので購入。

一昨昨日
図書館で奇想コレクション「不思議のひと触れ」をちらっと読む。
「棄景 origin」を眺める。
図書館はめったに利用しないが、いざ行ってみるとその品揃えにびっくり。

ひと月ほど空いてしまった。
このひと月、主なものとして鈴木翁二「こくう物語」植草甚一スクラップブック数冊、秘籍江戸文学選、「フリークス」などを購入した。


今日は井上章一「邪推するたのしみ」をはじめ6冊購入。


先週の水曜日は「スクリーミング・マスターピース」を見た。

札幌にいる間、
「あらゆる場所に花束が…」中原昌也、「恋日記」「一病息災」内田百間、「俗楽旋律考」「私という演算」、コクトー展カタログ、「二匹」鹿島田真希、「長谷川天渓文芸評論集」、小谷野敦編「恋愛論アンソロジー」、「群像2005年10月号」を購入。