ちくま文庫宮沢賢治全集8、「狐のだんぶくろ」、「世界の名著 マリノフスキー レヴィ・ストロース」、「ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を」「古寺巡礼」「幼年時代・性に眼覚める頃」を各100円で購入。


ヴィレッジ・ヴァンガード〜」は家に帰ってすぐ100ページほど読んだ。

河出文庫の『南方民俗学』中の「睡眠中に霊魂抜け出づとの迷信」を読む。

二十年前、予広東人の家に宿せし時、後輩の眠れる顔を描きて鬼形にし、またその頬と額に男根を描きなどせしに、いずれも起きてのち、鏡に照らして大いに怒れり。その訳を問いしに(以下略)

とある。こんなことをされたらそれは怒るだろう。理由を問うまでもないだろうが、この後にもっともな理由がついて、それで全て解決しているのもおもしろい。

(睡眠中に抜け出た)魂帰り来たるも、自分の顔を認めず、他人と思って去る虞あるゆえのことなりし。