文庫というブランド

買った
battles "B EP"、
「現代短歌大系4 木俣修・齊藤史・吉野秀雄」
短歌大系は買おうかどうしようか迷ったのですが、木俣修の歌集がバイト先で結構高値で売られているのを見かけ、それなりに興味があったことと、解説の文字組がいかにも七〇年代という感じで味があることが決め手になって買いました。まあ、100円なのですが。

早川演劇文庫というのがあるのですね。演劇文庫というのは今までありそうでなかった、いい企画だと思います。哲学書なんて読めないに決まってるのに河出文庫でアンチ・オイディプスが出たら読んでみたくなったように、戯曲も文庫になってしまうと、決して演劇にのめり込んでいるわけでもないのについ手が出てしまいそうになります。もう一つ、古典新訳文庫というのも出たときはおもしろい企画だと思いました。その名の通り、誰もが知っている古典を新訳で読みやすい形で提供するというコンセプトだと思っていたのですが、今月のラインナップにある「神を見た犬」の帯には”初訳短編多数!”の文字が踊っています。どうやら”新訳文庫”というブランドを作ろうとしていたのですね。


今日はサンコミ版の「ゲゲゲの鬼太郎」や日野日出志地獄変」、大越孝太郎の諸作品などを店頭に出しました。